一般的に結婚ってお金がかかるイメージありますよね。
実際に婚約が決まって結婚にかかる費用を調べてみると思っている以上に費用がかかり驚くことが多くあるんです。
そのため婚活中の方も事前に結婚にかかる費用がどのくらいなのかを知っておかないと、婚約後もめてしまうことも。
そこで今回は「結婚式にかかる費用」「ナシ婚について」徹底解説していきます！
結婚式は土地柄もあって、地方によってはしきたりが全く違うこともあります。ここでは、代表的な結婚式の項目を平均的な額で算出していますよ。
結婚式の参考としてチェックしてみてくださいね！
結婚式・結婚に関連する費用の相場
結婚式・結婚に関連する費用をまとめると「約488万円」です。
| 婚約指輪 | 30万円 |
| 結婚指輪(2人分) | 20万円 |
| 顔合わせ(10人分) | 10万円 |
| 結納 | 100万円 |
| 結婚式・披露宴 | 400万円 |
| (ご祝儀) | (-240万円) |
| ブライダルエステ | 8万円 |
| ハネムーン(2人分) | 60万円 |
| 新居 | 100万円 |
| 合計 | 488万円 |
結納や新居の部分、また結婚式・披露宴の部分は大きく変わってくる部分ですが、それでも「300〜500万円が結婚にかかる費用」と考えたほう良いでしょう。
また項目によっては、負担の割合が男女で違うこともあります。ここからは、それぞれの費用ごとに詳しくご紹介していきます！
「婚約指輪」「結婚指輪」の費用
結婚に欠かせないアイテムといえば、指輪ですよね。指輪にはどれほどの費用がかかるものなのでしょうか。
どのくらいの費用なのか、婚約指輪と結婚指輪に分けてご紹介します！
婚約指輪
婚約指輪の相場は約30万円前後です。男性が女性に購入するものなので、男性側で30万円用意する必要があります。
プロポーズのときに用意しているイメージがある婚約指輪。昔は「婚約指輪は給料の3ヶ月分」なんて言われていました。しかし今は給料の1ヶ月分が相場です。
結婚指輪
結婚指輪はピンキリですが、相場は2人で20万円ほどです。
毎日身に付けるものなので、ダイヤなどの入っていないシンプルなものを購入する人が多いです。
ブランドに強くこだわりがなければ、2人で10万円でも良いものが多数あります。
2人が気に入る素敵な指輪を選びましょう！
「顔合わせ」「結納」の費用
結婚が決まると両家族との顔合わせがあります。昔は形式に基づいて結納が行われていました。しかし今はほとんどのカップルが結納をせずに顔合わせを兼ねた食事会が多いです。
顔合わせは料亭やホテルの個室などで行うことが多いです。結納プランを用意しているところも増えています。
顔合わせにかかる費用は食事代のみで、相場は大人の人数×1万円ほどです。
一般的には男性側の両親が支払いをします。結納では男性の家が女性の家に多くお金を納めていたという風習が残っているのでしょう。
またいずれかの家族が遠方の場合、移動の費用を負担する場合もあります。
ただ本人たちで支払う場合もありますので、事前に2人で確認しておくとよいですね。
結婚式・披露宴の費用
結婚するのに最も費用が必要となるのが、結婚式・披露宴で相場は400万円です。
結婚式場によって見積もりの金額は大きく異なり、内容によってもかなり変動があります。節約したい人はいくつかの結婚式場の下見に行き、見積もりを出してもらうと良いでしょう。
結婚式費用はさまざまなプランから、セレクトして組み合わせていきます。
- 招待状・席次表・席札
- 衣裳
- 花
- 料理・ドリンク・ケーキ
- 写真・ビデオ
- 引出物
結婚式・披露宴に必要な項目はたくさんあり、何を選ぶかによっても費用は異なります。また全て手配するのではなく、手作りをして節約することも可能です。
こだわり出すと、金額は青天井になってしまいます。自分たちの結婚式での予算を設定し、その範囲内でできる結婚式場を選びましょう。
ご祝儀での還元も考慮
結婚費用の相場は400万円ですが、400万円すべてを自費負担する必要はありません。つまり、ご祝儀による還元です。
ご祝儀の相場は1人3万円です。仮に80名の招待者がいれば、240万円はご祝儀で還元されるのです。
ご祝儀分を差し引きすると、160万円貯金があれば結婚式ができるということになります。
ただ見積もり費用以外にも、遠方からの招待客には交通費やホテル代を用意します。
また装飾やアクセサリーを購入することもあります。その他の出費なども含めて結婚式・披露宴は少し多めに200万円ほどを想定しておくと良いでしょう。
ブライダルエステの相場は8万円
結婚式前に花嫁が通うブライダルエステの相場は8万円です。必ず行くものではないですが、花嫁であれば行きたい場所ですよね。
平均費用は8万円ですが、金額は土地によっても差がありますし、サロンによっても内容が違います。
気分を高めることができますし、結婚式準備の疲れを癒すこともできます。
また当日少しでも自分に自信をつけてドレスを着ることができるのは、他に代え難いものです！こちらも検討してみてくださいね！
ハネムーンの費用
ハネムーンは行き先や季節、日数によって費用は大きく異なりますが、日本国内であれば10万円以内、海外の場合は最低でも20万円はかかります。
- 沖縄 10万円前後
- グアム 20万円前後
- ハワイ 30万円前後
- ヨーロッパ 50万円前後
- イタリア 50万円前後
この旅費に加えて「現地で使うお金」「お土産」なども購入するとプラス10万円は考慮した方が良いでしょう。
そうなるとハネムーンで必要になるお金は最低でも30万円ほどです。
新生活の費用
新生活の費用の相場は約50万円です。2人で100万円ですね。
新居が賃貸か購入かにもよって大きく異なりますが、引っ越し費用や敷金礼金、それに家具家電も揃えるとなるとまとまった金額が必要となります。
細々とした出費も考慮すると、新生活の費用として100万円あると安心してスタートしやすくなりますよ。
「ナシ婚」にすれば実はほとんどかからない
最近増えてきている「ナシ婚」文字通り「披露宴」「婚約指輪」「ハネムーン」などをやめることで「結婚にかかる費用」を削減するというものです。
「婚約指輪ナシ」「結納ナシ」「披露宴ナシ」「結婚式ナシ」「ハネムーンナシ」とすると「顔合わせ」＋「新居」のみです。
「結婚にお金がかかるから結婚できない」では本末転倒です。まずは今あるお金の範囲で結婚の向けてすすめていくことが大事ではないでしょうか。
「お金が無いから…」というと、少しくらい印象です。ですが「子供の養育資金に回したい！」「マイホームのために！」などの前向きなナシ婚は素敵ですね！
ぜひお金の使い方について、2人で話し合ってみてくださいね。
結婚にかかる費用 まとめ
結婚にかかる費用は、何かのトラブルにも備えて少し多めに見ておきたいところです。とは言っても、相場と同じ金額にする必要も無いでしょう。
また「結婚にお金がかかるから結婚できない」とならないようご両親に援助をお願いしたり、最近の若い人に増えている「ナシ婚」にする、というのも良いでしょう。
大切なのは「結婚式をする」ではなく、「一生愛せる人と結婚する」ということですね。
ぜひ素敵な結婚の参考にしてくださいね！
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